こんにちは!「ドッグフード大百科」編集長のヒロミです!
ロイヤルカナンは「総合栄養食」や「療法食」など、様々な犬種に対応したドッグフードを販売しているのですが、なんと!韓国工場に移転するという噂が・・・。
韓国工場に移転することで、「衛生面は大丈夫?」「犬食文化って聞いているけど安全?」などの心配な口コミがあるのも事実。韓国の歴史を知る日本人にとっては、不安な要素もあるようですね!(どれだけ知っているかは不明ですが!汗)
そこで、ロイヤルカナンが韓国工場に移転してしまった場合「どんな事に注意していけばいいのか?」「韓国製の安全性はどうなのか?」「本当に韓国工場に移転するのか?」など、しっかりと分析してみました!
愛犬にロイヤルカナンのドッグフードを与えている人に、今後の対策方法などをお教えしていますので、参考にしてみてくださいね♪
Contents
ロイヤルカナンが韓国工場に移転する噂って本当なの?
ロイヤルカナンが韓国工場に移転するのはいつなのか・・・?2018年なのか・・・?不安な人も多いので調べてみました!
ロイヤルカナンは韓国の金堤工場に移転して製造が決定的!
以前から、ロイヤルカナンが韓国工場に移転するという噂が絶えなかったのですが、2018年3月の公式サイトでは、「韓国工場が竣工しました」とのアナウンスがありました!
かねてより韓国 金提(キムジェ)市にて建設を進めておりましたロイヤルカナン金提工場が、このたび竣工いたしましたのでご報告申し上げます。
引用元:ロイヤルカナン公式サイト
ということは、すでに新工場が完成したということになり噂が現実的になりました。名称は「ロイヤルカナン金堤(キムジェ)工場」で、敷地面積100,000平方メートル・建物面積25,000平方メートルと巨大な工場となったようです。
ペット好きであれば、ロイヤルカナンの名前は聞いたことが有ると思いますが、1968年に南フランスで誕生、今年で50年の歴史を持つグローバルカンパニーです。現在、日本をはじめ世界93ヵ国で200種類以上の製品を展開しています。
2017年以前の口コミには、「すでに韓国製になっている!」「韓国のペットフード製造工場がOEMで作っている!」などの噂もありましたが、真実ではありませんので安心してください!
では、日本に輸入されるロイヤルカナンは韓国からなの?
ロイヤルカナンの韓国工場が竣工してしまったのは仕方ありませんが、日本に輸入されることはあるのかが気になりますよね。
こちらも公式サイトで説明があったので、まとめてみると・・・
- 商品名 満腹感サポート ドライ 1kg・3kg・8kg
- 時期 2018年9月~10月から本格的な製造の開始予定
- 入荷時期 2019年上半期には日本で販売
ということで、2019年上半期までは「満腹感サポート ドライ」のみが日本に入荷してしまうようです。さらに、韓国の新工場では、オーストラリアや日本などに製品の80%を輸出する考えもあるようです。生産工場を韓国に作るという事は、日本に入ってくるのは必然的と考えるのが正しそうです!
昨年は、韓国にアジア・太平洋向けの工場を新設しました。最新技術の導入で美味しさをアップ、消化性の良さもアップさせ、猫、犬にもっと喜んでもらえるフードを提供していきます
その他の商品も、少しずつ入荷するかもしれませんね!なぜなら、公式サイトの情報では「2019年上半期までは満腹感サポートのみ」の「まで」が、意味深に感じてしまいました・・・
それ以降は、順次「韓国製」に切り替えて行くことも考えられます。。。
ロイヤルカナンの韓国工場移転で安全性は大丈夫なの?
みなさんは、コリアタウンなどで韓国料理を食べた経験ってありますか?実は、めちゃくちゃ美味しくて、店内も綺麗に整理整頓されているお店もありますよね!まぁ、コリアタウンに初めて行った人はカルチャーショックを受ける人もいるみたいですが・・・
では、ペットフードのロイヤルカナンが韓国工場から輸入されることで、不安な要素はあるのでしょうか?安全性が確保できていないのであれば心配なので、調べてみると・・・
弊社の他の工場と同じ厳しい品質管理体制はそのままに、原材料の異物除去やパッキングの新システムなど最新の技術と設備を導入し、今まで以上に安全でご安心いただける製品を製造できる最新鋭の工場となります。同工場内には、訪問者が製造工程を見学できるガラス張りの回廊を設けています。
引用元:ロイヤルカナン公式サイト
と公式サイトのアナウンスがありました!基本的には従来の工場と同じ品質管理で、さらに、訪問者が製造工程を見学できるようにガラス張りにしていて、安全性を強調していることが伺えます。
世界的に信頼が高いロイヤルカナンなので、品質面や管理体制には安心感があるのは当然ですよね!しかし、韓国の食品衛生問題を気にしてしまう日本では、韓国製のドッグフードに対してイマイチ信用性が低いです。
次の項目では、ロイヤルカナンの韓国工場で製造を開始すると、どんな危険性があるのかを調べてみようと思いますので、参考にしてみてくださいね!
韓国製ロイヤルカナンの5つの危険性を徹底解剖!
内容 | 危険度 | 備考 |
韓国工場の衛生面 | 煙草の灰や髪の毛、虫などの異物が食品に入っていたことがあったので危険を感じる | |
犬食の文化 | 分化の違いもあるので、誤解している人も多いです。ただ、犬食文化は今もあります | |
メラニン事件が蘇る | 安全基準がないので、どんな食材を使うかが分かれば購入しやすいです | |
安全基準がない危険性 | 韓国にはペットフード安全基準などの粗悪な原材料を使用しても罰されない | |
反日活動の危険性 | 反日感情を持っている人が、韓国工場で働いていたら、デモが起こる可能性もある |
1、ロイヤルカナンの韓国生産に衛生面への危険性がある?
韓国製の食品で問題とされていた、某ハンバーショップの事件が記憶に新しいと思います。煙草の灰や髪の毛、虫などの異物混入や、賞味期限の偽装問題などたくさんニュースで取り上げられていました。
これらは、人間用の食品で発覚した事件でしたが、ドッグフードだとさらに不安だと感じてしまうのも仕方ありません。。。
ですが、韓国の異物混入事件だけが大きく話題になっただけで、日本でもカップ麺に虫が入っていたなどがあります。なので、ロイヤルカナン自信が品質管理を徹底しているので安心感はありますが、消費者目線でお話すると不安と感じることもあります。
韓国製だから買わないで!ということは一切ありませんが、「韓国製だから買わない」という消費者が増える可能性はあります。
2、犬食の韓国文化が残っているが為に不安な声が多い!
犬食文化(けんしょくぶんか)というのは、韓国だけではなく、中国にもあります。ただ、ペット用に飼われている犬もいれば、食用として扱われている犬もいます。国によって食文化の違いがあり驚く人も多いと思います。
しかし、確かに肉類というのは、牛・豚・鶏・魚など私たちが生きていく上で必要な栄養素でもあるので複雑な気持ちです。ただ、世の中、犬を愛して一緒に生活している人が多いので「虐待」という見方がででしまうのは仕方ありません・・・。
日本の場合は、犬は愛玩動物という位置づけで、かわいいペットとして接します。なので、犬肉という文化がある韓国で、「なぜ?ドッグフードを製造するの?」という批判が増えるのは当然ですよね!
ただ、韓国でも犬を食べることに反対している人が非常に増えているのですが、やはり家畜として見ている人もいるので不安要素です。
3、韓国に変更することで中国メラニン事件の不安が蘇る!
2007年、中国で起きた、ドッグフードに使われている問題の原材料が原因で、犬の死亡事故が発生して大変な騒動になりました。その中にはロイヤルカナンのドッグフードも含まれていて各ドッグフードメーカーは全てリコールしました。
さらに、この問題で命を落とした犬は1,000匹以上と言われています。ある原材料とは、中国が仕入れた小麦グルテンにメラニンという成分の有機化合物が原因という事がわかり大問題になりました。
安全基準のない韓国や中国で生産する場合は、どんな原材料を使用しているのかが明確にならないと不安です。ロイヤルカナンの品質管理には安全性があり信頼できるのですが、明確な内容が分からないと、購入しようか迷いますね!
4、韓国にはドッグフードの安全基準がないので危険!?
ペットフードの安全基準と言えば、AAFCOなどが有名ですが、日本で取り扱われているドッグフードにも安全基準が設けられているので、製造や販売されている商品の安全性が確かですよね!
しかし!韓国や中国では、ペットフードの安全基準が無いようです。。。
この安全基準がないと、異物混入や粗悪な食材を使用してしまうリスクが高いので注意したいです。ただ、ロイヤルカナンという世界的に有名な品質管理が厳しい会社なので、独自の管理体制を採用してくれると思いますが・・・。
ロイヤルカナンを信用するしかありませんね!
5、ロイヤルカナンの韓国工場で反日活動があったら!?
韓国では、一部の過激な反日運動を行っている人がいますよね!日本大使館前で、国旗を踏みつけたり、犬の首を切ったというデモもあるぐらいです。。。
日本と友好関係を持ってくれている人もたくさん居ますが、ロイヤルカナンの韓国工場内で、デモが行われたら・・・日本への輸出はストップしていまいます。
あり得ないとは思うのですが、デモは突然行われてしまうこともあります。なので、神経質になり過ぎだとは思いますが、別メーカーのドッグフードも候補として考えておいた方が良いかもしれませんね!
ロイヤルカナンの韓国工場移転によるみんなの口コミ
プードルにロイヤルカナンを与えているけど迷う・・・
犬の年齢と犬種 | 韓国産について | 韓国製についての評価 |
不明 トイプードル | 迷っている |
最悪の場合は、フランス製のロイヤルカナンを探す!
犬の年齢と犬種 | 韓国産について | 韓国製についての評価 |
3歳 パグ | 切り替える |
韓国製に関して良い印象がないから買わない!
犬の年齢と犬種 | 韓国産について | 韓国製についての評価 |
5歳 マルチーズ | 買わない |
韓国製になっても気にならないから継続する!
犬の年齢と犬種 | 韓国産について | 韓国製についての評価 |
10歳 チワワ | 気にならない |
反日でも親日でも韓国産ロイヤルカナンの衛生面に不安!
犬の年齢と犬種 | 韓国産について | 韓国製についての評価 |
6歳 ドーベルマン | 衛生面に不安 |
韓国製ロイヤルカナンをバーコードで確認する方法とは?
口コミでもありましたが、与えている商品のロイヤルカナンが韓国製に切り替わってしまった時の確認方法や回避する方法があるのかを調べてみました。見分け方としてはパッケージの「原産国表記」と「バーコード」を確認する2つがありました!
基本的に原産国はパッケージに記載されていると思いますが、心配な人はバーコードを調べて、原産国を表している数字を見てみましょう。その特定の数字を見ると、国別の「事業者」や「事業者の製品」を識別することができます。
上記の写真は、韓国に行った時に購入したコーラなのですが、最初の3桁が「880」となっていますよね。これは、「韓国の事業者登録をしている企業が販売している商品」ということが識別できるようになっています。
最初の2桁~3桁が国番号になります。
- 韓国 880
- 日本 45 か 49
- フランス 30~37
- イギリス 50
- ドイツ 400~440
- アメリカ合衆国やカナダ 0~9
- 中国 690~691
上記の写真は、日本の企業「ネスレ」の製品で、バーコードが4902201・・・となっているので、日本の事業者が登録しているので国コードは日本ということが明確に分かるようになっています。
上記は、日本で購入したロイヤルカナンの「phコントロール」ですが、バーコードの最初が「31」ということで、フランスの事業登録をしているロイヤルカナンが販売していることがわかります。
ちょっと・・・気づいた人もいるかもしれませんが、日本で販売しているのに「国コードはフランス」の番号が付いていますね!
これは、ロイヤルカナンが日本で事業者登録をしていないので、「31」という国コードを採用しています。では、ロイヤルカナンが韓国工場で法人化登録すれば「880」という表示になり韓国製という事が一目瞭然です。
しかし、韓国で事業登録をしなければ、おそらくフランスの「31」の数字が最初にくるので、分かりずらいですね。ということで、店頭でロイヤルカナンを購入する場合は、バーコードを調べるというのもポイントになりそうです!
韓国だけじゃない!ロイヤルカナンは中国製もある!
アジア初というロイヤルカナン韓国工場ということでしたが、実は中国にも工場がありました。しかし、中国工場は国内だけの販売ということで、日本などには輸出されていません!中国での需要が非常に高いことが想像できますね。
では、なぜ輸出しないのかというと、中国の原材料にメラニン混入事件があったことでロイヤルカナンもアジア諸国の売上低迷にならないようにしている事も考えられます。
また、ロイヤルカナンの中国工場がそこまで問題になっていない理由は、中国のみでの消費となっているので日本では問題になることもがありません。
――アジアで初めての工場なのか。
「中国にロイヤルカナンの工場があるが中国内需用だ。金堤工場は生産製品の80%以上を日本、オーストラリア、ベトナムなどに輸出する予定だ。アジア初の生産基地と見れば良い」
マト代表は「海外にすでに12カ所の工場があるが、アジア生産基地は絶対に必要だった」と強調した。ペットのえさにペットフードを与える割合は韓国が40%、中国が16%しかないため成長可能性が非常に大きいということだ。
ロイヤルカナンの韓国製が嫌な人は切り替えも必要!
韓国製のロイヤルカナンの発売予定時期や予定輸出国(オーストラリア・日本・ベトナムなど)もわかりました。購入するかしないかは自分次第というところで、「フランス製のロイヤルカナンを探して購入する!」という人も数多くいます。
ただ、フランス製のロイヤルカナンを探すとなると、品質問題や管理体制などの不安もありますよね・・・中には、違うドッグフードを見つけるまで時間がかかりそうだから、買い溜めをしておくと言う人までいるようです。
しかし、これらの方法だと多くの問題(品質管理や置き場所)などのリスクが出てしまいます。なので、違うドッグフードのおすすめに切り替えを検討しても良さそうです!
そこで、「ドッグフード大百科」では、グレインフリーや無添加、さらにヒューマングレードの食材を使用しているのに、コスパが優れているおすすめドッグフードも紹介しています。
もし、ロイヤルカナンと違うドッグフードを検討している場合は、おすすめドッグフードランキングを参考に、あなたにあったベストの食事を探してみてくださいね♪
まとめ
今回は、韓国製のロイヤルカナンについての疑問や不安についてお話してきましたが、いかがでしたか?
韓国製というと衛生問題の不安からロイヤルカナンを継続して与えるか迷っている人が多いのもわかりましたね。さらに、品質管理や安全基準がない韓国で製造することになりますが、最終的にロイヤルカナンを信用して与え続けるかは自分次第ということになりそうです。
2018年の下半期からは、ロイヤルカナンの韓国工場から日本への輸出も決定しているので、どうするかの判断は早くした方が良さそうですね。